星座







  知らないことは 星の数ほどあって
  知っていることは ほんのわずか

  ほんのわずかに知りえたことを
  ていねいに 謙虚に つないでゆく
  まだ見たことのない
  うつくしい星座をつくるように

  この人生で



# by mizuki-100 | 2017-03-18 09:54 | すみれ色の午後

おくりもの






  あれは 虹のてっぺん
  あれは 虹のはじまり

  見上げる人は 
  わ わ わ と ゆびさして
  ほおっと 
  うれしい気持ちに包まれます

  あれは 空にかかったリボン
  見上げる人は 
  きれいに包まれたおくりもの

  ほんのり
  ほおっと 
  やさしい気持ちになるのです





# by mizuki-100 | 2017-01-07 09:27 | すみれ色の午後

透明になって





  みずうみは
  すみずみまで あふれる想いで
  空を抱いている

  おなじ光を 感じたくて
  おなじ色に なりたくて
  自分は 透明になって

  みずうみは
  空のすべてが 知りたくて
  まっすぐ空に ひらいている

  晴れの日も 雨の日も
  空のことばを すくえるように
  自分は 透明になって




# by mizuki-100 | 2016-09-02 09:34 | すみれ色の午後

さくらんぼ





  一緒にいる ただそのことが
  ころころ うれしい さくらんぼ
  手をつないで
  まあるく あまくなってゆく 

  ならんで見上げた空は 
  まぶしかったね
  青かったね 
  きらきらしてたね

  いつか
  この場所を去るときも
  一緒にいた ただそのことが
  つやつや うれしい さくらんぼ


  ──忘れないよ ずっと





# by mizuki-100 | 2015-05-22 07:21 | すみれドロップ(子どもの詩)

恋のうた-2




   並んでる
   ふたりの影が
   うれしくて
   やっぱり
   だいすきな人


   痛いのは
   私だけかな
   きらきら
   満ちて
   また逢えたのに


   恋文みたいな
   空いちまい
   ふたりだけ
   知っている
   ほんとう


   誰かの
   ものでない
   あなたに
   逢いたかったよ
   わたしが先に





# by mizuki-100 | 2015-04-05 09:20 | すみれの花冠(てのひら詩)