冬ごもり



  白い森の 奥ふかく
  冬ごもりしている動物たちを想う

  思い惑わず 誰にも会わず
  しずかに、しずかに 
  春がくるのを待っている

  もうすぐ春 もうすぐ春
  と 空がおしえてくれるまで

  思い惑わず 誰にも会わず
  しずかに、しずかに
  ときには人も冬ごもりするといい

  それはたとえば
  ちぎれそうな心を守るために
  ふたたびの力が満ちるように

  もう大丈夫 もう大丈夫
  と 心やわらかに始動するまで



by mizuki-100 | 2009-01-27 15:50 | すみれ色の午後
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